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2005.03.03

【身を持って】モノカキの経験値【知る】

小説を書くとき、何からインスピレーションを得るかは人それぞれだと思いますが、
小説は細部に宿る」と言うくらい(ググッてもHITしなかったので断言は出来ないけどそう思う)、
細かなディティールを形成する時に役立つのは、読書で培う知識は別として、日々の経験。
出かけた先で見聞きしたり、何がしかの技術を習得したり、乗ったり食べたりエトセトラエトセトラ。
甲斐も、クマを食べたりアザラシを食べたり(北海道土産の缶詰。双方とも獣臭に涙)蛙の唐揚げ(水掻きパリパリ♪)やムツゴロウ(間違っても動物王国の中の人じゃないです)の姿煮やスズメの串焼き(伏見稲荷神社前に屋台)やイナゴの佃煮を食べたり(カリカリして桜海老みたいな味)……食べ物ばっかな気もするけど;;
ともかく実体験が第一にモノを言います(どんなに頑張ったってインスマウスには行けないけれど)

枕(落語でいうところの前置き)はこれくらいにして、

……ええ、最初はほんの出来心だったんです。
いつもより早い夕食で、真夜中のちょっと過ぎに小腹が空いたものだからカップヌードルを作ろうだなんて。
残りの冷ご飯で卵炒飯(タンツァーハン)を作るのは大げさだし、トーストでは物足りないしで。お湯だけはすぐに用意できるし。
湯沸しポットのあるリビングには、ミニチュアダックスが寝ていて、起こすのも可哀相だから明かりなしでお湯だけ貰おうって。これが間違いだって今はよく分かっています。ええ
油断があったのは確かですし、少しボーっとしてたかもしれません。暗がりながらも隣の部屋から明かりが入っていましたしこれで十分かなんて。
さっそくヌードルの紙蓋を剥がして、給湯口に差し出しました。それで給湯ボタンをちょいっと押したら、
ギャッー!と
暴れ狂う100万ボルトの電流が、一気にカップを握る左手につき抜けました。
突き抜けただけでなく、その場に留まっては、手のひらを前から横から内部から蹂躙するかのように痛覚という痛覚を何度も何度も放電の矛先で串刺すのです。
堪らず、洗面所に飛び込み水道口からジャージャーと流水で痛みに腫上がった手のひらを冷やしたけれど、今となっては後の祭りで……。

とまぁ、暗がり(明かり付けろよ!)でポットのお湯を手にかけて(アホです)火傷したってことなんですが^_^;
全治3日(今日で3日目)の痛手で、その間左手は役立たず(どころか切って落としたいくらい激痛の元)。
一晩中、氷で冷やして余りの痛さに寝られずに、「この火傷の痛さを描写するならどういう風に書くだろう」なんてこと考えて痛みから気を逸らさないとどうにもならずに、布団の中で転げてました。翌朝、庭のアロエ果汁を塗ったりしたけど赤くあざが残っており、ちょっとしたウォーターヒーターフォビア(湯沸かし器恐怖症)に罹りそうです。

……これから先、火傷の具体的描写を扱うような小説書くとは限らないんだけど、いいんだい! 何事も経験。文学の抽斗(ひきだし)は多いに越したことないもん。
折角なので一人称の習作テクストに仕立てて載せてみたり。シクシク
あーあ痛い(続行中)。

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コメント

ひょんさん、コメント感謝ですm(__)m

>痛さ耐性のない方に対しての配慮が必要な記事
血であるとか暴力描写と言った多少なりと人に不快感を与えるテクストは、何らかの前置きやっぱりいるかもしれません。
前置きに期待……∑エエー;;

映画の感想とかもネタバレを好まない人たちのためにも、注意して取り組まないといけないですね^_^;

投稿: 甲斐ミサキ | 2005.03.10 15:17

>痛さ耐性のない方に対しての配慮が必要な記事だったかもしれません。

 いえ、ミサキさんの記事でしたら
「痛さ耐性のない方に対しての配慮」は
まだ・・必要ではないと思います。

でも、前置きで断り書きをされたら、
それなりに期待してしまいますよね。
逆に、責任重大かもしれません。(何の?)

投稿: ひょん | 2005.03.09 16:49

ひょんさん>
お久しぶりですm(__)m
こうやって皆さんから励ましの声を聞くと嬉しく思います。

感電>
ひょんさん以外の方からも「ミスリード文じゃないの?」って言われましたけど、火傷の痛みを「火傷の痛み」って書いたんじゃ芸がないなーなんて思ったりして;;

前書き>
痛さ耐性のない方に対しての配慮が必要な記事だったかもしれません。ひょんさんのコメントで気付きました。ありがとうございます。

「怪我王」>
勢いで「怪獣王」と読んでました^_^;

ひょんさんも怪我されてたんでしょうか。ご自愛くださいませ……。

投稿: 甲斐ミサキ | 2005.03.08 22:34

こんにちは
火傷は手だけで済んだんですか?
最初読みながら、感電したかと思いました。

そそっかしい私は、痛い話が尽きません。
うちのネタはそんなんばっかりかもしれません。
前書きに「この話は痛いです。苦手な方はご遠慮ください」って書きますよ。(爆)

お陰で(?)痛い話を自慢するサイトを発見しました。確か、「怪我王」だったと思います。
リアル・奇な?お話が 盛りだくさんでした。
(人事で、不謹慎ながら、悶えるほど笑えます)

>生かしてやる・・・
流石です。私は行きてるのが精一杯ですよ。


左手、お大事に。

(やっと右手で細かい物が摘めるようになった、ひょんでした。)

投稿: ひょん | 2005.03.07 17:39

hiroさん>
そうそう、何事も経験……って家族にはアホ呼ばわりされちゃったけど^_^;
創作キャラクタの1人が喫茶店バイトだったりするから、彼に火傷をさせてみようかフフ

痛みはどうにか収まりました。でも痕が当分残りそうな予感(そんな予感いらなーいっ!

投稿: 甲斐ミサキ | 2005.03.07 17:21

ぎゃー痛そうだ…(´Д⊂グスン
でも、痛い目にあったときって絶対小説に生かしてにしてやる!って思うんですよね。
この悔しさや怒りを絶対ネタにしてやる!と思うと、むしろ「痛い目にあってラッキー」って思えちゃう私はもう病気でしょうか・・(;^_^A
・・と冗談はさておき、やけどはその後いかがですか?お大事になさってくださいね(*- -)(*_ _)ペコ

投稿: hiro | 2005.03.06 23:53

るるがさん>
優しい励ましの言葉ありがとうー(T^T)
低体温なので、手のひらは普段まっ白なんだけど、今は所所に赤いあざが残ってます(消えろ消えろー
べっこうあめ>
多分こっちのが痛いだろうと思います。てろんと指にまとわりついて……ギャ(想像するだけで痛くなってきた^_^;

利き手が無事だったのが不幸中の幸いかなぁ。

投稿: 甲斐ミサキ | 2005.03.04 17:39

痛いです!
わたしもクラブ活動でべっこうあめ作った時、箸移動中、付いていたべっこうあめが指にてろん……。
熱い、痛い!
水ぶくれが出来上がりました。べっこうあめって結構温度あるらしいという事が分かりました。

お湯を手にかける…痛いですよー。
ミサキさん大丈夫ですか?(おろおろ。
心配です…。
無理はなさらない様にして下さい。
ちなみに、左利きのわたし。左手にお湯ぶっかけてたらとんでもない事に…。キーボードも片手じゃ早さが2分の1になっちゃうよー(泣)
ともかく、お大事にしてくださいm(_ _)m

投稿: るるが | 2005.03.04 16:32

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