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2004.02.19

小説を計るモノサシ

現在ココログには、12歳で小説を書いている方が二人おられます。

るるが株式会社のるるがさん
ブルースカイのミサさん

その一人るるがさんに関する、種々の記事を読み考えたことを少し。以下参考記事。
あそびをせんとやうまれけむさん:小学5年生の小説ココログ
てつおのあれこれいろいろさん:るるがちゃんの小説
お姉ちゃんのは~とちょこさん:がんばれっ小学生ライターさん
上記の方たちはごく肯定的な風にサイト紹介をされていて、それはそれで結構なことだとは思うのですが、
果たして、小説を読むのに年齢を冠するのは必要なことなんでしょうか?
《元死刑囚の獄中日記》、《タレント自身のスキャンダル暴露本》などである場合、
誰々といった特定人物が書くことは立派な付加価値であるのでしょう。
それとは違い、12歳という年齢や《小学生》などといったものは、特にネットワーク上は意味を成しえないのでは?(もといネットワーク上に限らず)
自己申告でどうとでもなる、のも理由の一つですが、
実際の本人を知る術がないからこそ、ハンドルネームと小説の面白さのみが重要だと思うのです。
例えば、甲斐はこのサイトでココログで見つけた小説を紹介していますが、紹介する際に、
小学5年生の女の子が書いたファンタジー小説です』とは紹介しません。
「小説の新刊を作者買いする」なんて言い回しがありますが本来、小説にとって一番重要な問題は、面白いか、否か。ただその一点にあり、誰が書いたのか、ましてや書き手の年齢など付加価値にはなりえない、そう考えているからです。
また、相手が小学生だと知った途端に『~ちゃんが書いた小説です』と『ちゃん付け』で紹介したら何処か見下ろしている立場にいるようで気持ち悪い。小説紹介サイトを運営する上で、やはり一人の書き手として対等な立場で応対したいですから。
小学生なのに小説が書けるなんてエライ!』と小学生を冠する必要はありません。
小説を読んだのならば、小説のみを純粋に評しましょう。
上記の二方も『小学生』サイトを売り物にしているはずないのですから(売り物……何かヘン)。
Tigerさんの言葉を借りるなら、
「今時の小学5年生って、こんなにすらすら小説書けるのか?」と驚いていますが、だってねぇ・・・芥川賞に選ばれた、綿矢さん、金原さんは、19と20ですよ。

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コメント

Tigerさんご意見ありがとうございます。
そうですね。仰るように、
《小学生のBlog》は《現役女子高生のBlog》や《アイドルのBlog》と同列にココログとしてのトピックにはなるのかもしれません(個人的にはどうかとは思うけど)。
創作系、と身構えて記事を読む人ばかりではないですからね(苦笑)

投稿: 甲斐ミサキ | 2004.02.21 21:09

「売り物」にしているかどうかは分かりませんが、本人が「小学生」と自己申告している以上は、小学生というトピックを取り上げる、のは自然だと思っています(笑

「小説」blogとして取り上げたのなら別ですけれど、ココログ内の動きとしての記事ですから (^^)b

投稿: Tiger | 2004.02.19 13:44

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