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2003.12.23

小説を書く、という行為

とりとめのない読書が好きです。また一人で観る映画も好きです。
例えば日記に『~という本を読んだ。感想は~だった』と書いたところで、自分が納得したのかといえば、そうではなく、未来の自分に対する覚書のようなものでしかない。そんな気がします。

こういった行為を繰り返していると、ハードディスクの断片のように細切れの残滓が心の何処かに少しずつ折重なっていくのです。
そういった残滓をまとめ、一つの形にし自分を納得させるために、或いは昇華させる為に小説を書くのです。
だから『小説を書こう』と思い立った時には一気呵成に書き上げてしまうことが多いです。
とはいっても、二次創作をしたいわけでは決してないのですが……。
過去の記憶にある出来事は、ある種、夏休みの宿題のようなもので、書かなければならないような義務感があり、また書くことによりあるべき場所に落ち着く、そんな気がします。
今は自由研究に取り組む心持ちでのんびりと小説書きを愉しんでいます。
きっと、未だに筆の進まない文章は、昇華に至っていない過程なのでしょうね。


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コメント

何度も読み返せる本、観返せる映画に出合うと嬉しくなりますね。

百聞一見にしかず、というか、書き始めると思わず筆は進むもの。
文体でお悩みのようですが、~だった、~なのだの表現が意外と趣深かったりします。
甲斐は作品に沿った文体を使い分けたいと思ってますが、
あえて文語体で難解に書いたりするのって愉しいです。ハイ;

投稿: 甲斐ミサキ | 2003.12.25 19:02

こんにちは。
私にとって本を読んだ後に感想を書く行為は、
自分の今の精神状態で読んだ時の感想であって、
それを残すということは、時間が過ぎて
その感情を思い起こしたい時の印として残してます。
時間が経つと、また違った印象を持って面白くて。
本や映画って、自分自身の心の糧みたいなものです。

小説を書く行為って、難しいんですよ、私には。
文章が「~だった」「~けど」ばっかりで。
やってみたいのは絵本ですが、
今の所は、日記=小説状態です。

投稿: | 2003.12.25 15:23

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