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2003.12.19

短編小説:水蜜桃

 こんな日は歯が痛むほど甘いお菓子を口にしたい。
――今朝、家を出たときには、思わず吸い込まれそうになるほど真っ青なそらだったのに。
 高い空に千切った綿菓子を一面に広げたような雲が薄紅色に染まり、青空の気配はとうに夜への片隅に追いやられていた。――背もたれたポールから見あげた窓の向こう。
 学生の人波から逃げ出すように電車を降りる。
 もみくちゃにされ、折角の一張羅が台無しだ。改札前の全身鏡に姿を映すと、半日ですっかりくたびれた自分の影がむっつりとした表情で私を見ている。
 会社帰りのおじさんたちに混ざりながら日暮れの歩道橋を渡る、履きなれないパンプスに着慣れないスーツ。足音がいかにもトボトボしていて、いささか自分でも狼狽えてしまった。
 誰かが『お水のオネエサンたちが着てるボディコン服のこと戦闘服って言うんだってー』なんて言うのを聞いたことがある。企業戦士って言葉もある。
 頼みもしないのに、試験会場には私と似たり寄ったりのスーツ姿の学生が掃いて捨てるほどいた。せいぜい違うのは中に着るブラウスの色、男連中はネクタイの柄ぐらい。さながら閲兵する軍隊の整列に飲み込まれた錯覚が起きるのも無理はない。じゃあ今の私はさしずめ、戦いに敗れて惨めな敗残兵かよって思う。
 睫毛でも入ったのか、目がごろごろする。少しでも印象良く見せようと、面接でもないのに、眼鏡からコンタクトに替えていったけど、そんなことで評価が変わるほど甘くない。後には異物感と、飾った自分に対する居心地の悪さ。
――ああ、目薬を探る手がもどかしい。
 渡る世間のように、剥きだしの頬に当たる風が冷たい。埃が目に入らないよう、おでこに手のひらをあてがう。気付けば春物のスーツじゃ肌寒いくらいだ。それほど街の空気は秋に深まっている。産まれ月だし、秋自体は好きだけど、このままじゃあっという間に冬が来てしまう。その次の春はどうなってるんだろうか、なんて今はまだ考えたくもない。
 感極まって、思わず備え付けのクズカゴを蹴飛ばす。自分が予想したような小気味よい音なんかしなくて、痛さがパンプスの爪先に残っただけだ。
「あーあ、何やってんだろ自分」
 堂々巡りの自己嫌悪。
 そんな私を、さざめきながら隣りを通り過ぎる女子高生たちが指差して笑ってる。ええ、ええ笑ってれば? どうせあんたたちもこうなるんだから。いーや、もっと酷いかも。頭の中でありったけ、彼女らの行く末を想像して溜飲を下げてる自分がまた馬鹿らしい。
「悪いのは出遅れた私なんかなー」はぁっと人知れず吐息が洩れる。
 少なくともリクルートの間だけは、溜息はつかない、弱音は吐かない! って決めたのに自然と出るのはしょうがない。意識すると余計出る気がして、忘れようにも他のことなんか考えられない。最近なんて夢にも出る始末。
『自分を見つめなおすきっかけに受けるのなら、試験など通らぬほうがいい』なんてのは、哲学的どころか、いささか負け惜しみだな、と自分でも思いつつ、かと言って配慮のない、役立たずの就職課が悪いかというと、少しでも気の利いたものは大学なんかあてにもせず、去年の冬からさっさと活動してる。
――青田買いの企業が悪いんだ、と思ってみたところで、詰まるところ、誰を採用するかなんて向こうの勝手には違いない。そんなこんなで振りあげた拳のやり場にも困り果ててしまう(先刻は気持ちが突っ走ってクズカゴを思わず蹴っちゃったけど……)。
「内定決まった?」と互いに聞きあっていたのはゴールデンウィーク明けくらいまで。六月過ぎ、七月が過ぎ、そして夏休みを過ぎ、決まってないことが人にばれ、彼、彼女らが一たび口を開けば『えーっまだ決まってないん』とか『もしかしてプー?』なんて遠慮容赦のない台詞。
 恥ずかしながら、それに返す言葉もなし。中には『今年は考えてないよ。目標は来年だから』とあっさりと標準を切り替えている奴もいて、その上、それが計画してのことだったりすると、何の当てもなく活動してる自分はひたすら肩身がせまい。
 せっかくの一人暮らしだっていうのに、毎日のように『ちゃんと決まった?』と電話が実家からかかる。一日や二日で事態が好転するなら苦労なんていらない。極め付きは、親戚から珍しく電話があったと思えば、
『ヒョーガキだしねぇ。うちの子が来年、就職活動なんだけど、アドバイスとかあったら教えてあげてよ』だって。そんなアドバイスがあったら私が教えて欲しいくらいだ。
 それに〝ヒョーガキ〟にしても、いささか『新聞かなにかで読みました』的な、覚えたての言葉を使いたがる子供みたいに、どこか実感が伴なっていない響きがあって、要するに、あんたとこは男の子だからまだ気軽に〝氷河期〟って言ってられるんだってこと。ホント切実感がないって。それを言ったら、私はもっと寒い〝超超氷河期〟……。
 思い余って、女だてらに刀鍛冶っていうのに憧れもしたけど、十年も二十年も修行した挙句、婚期を逃すなんてシャレにもならず、ゾッとしない。
 そういえば、同い年で既に子供こさえて結婚しちゃったのもいる。就職を通り越して一足先に、いわば節目を迎えてしまったわけで『なるほど、こういう手もあったか!』と考える自分と『でも射倖的過ぎるなー』とひねくれた目が同居してる自分の心内が妙に可笑しい。
 いや、家庭に収まりたい、だとか結婚願望がどうこう、というわけじゃなくて、ただ、周りで既に今後のレールをひき終わった者は、紺色の殻を脱ぎ捨てて、蝶よ花よと、残り少ない学生生活の中で恋愛談義を咲かせている。
 無心でそれを眺められるほど悟ったり、恋愛に興味がないわけじゃなかったけど、就職活動に出遅れたという後ろめたさと他人に対する気後れ、何よりそんなこと言ってられない自分が――恨めしいだけ。
 駅前の喧騒を抜け、綱長井に入ってくると夕餉の匂いがあちこちで立ち昇っている。当たり前だけど、自分の就職なんて関係無しに世の中は普通に動いている。
「……お腹減った」朝から何も口にしていないことに気付き、急に腹の虫がグルグルわめき立てる。
 実家にいた時は、上げ膳据え膳が当たり前だったのに、一人だとそうはいかない。料理の向こうに作ってくれる人の姿があるなんて思いもよらなかった。居た堪れなくて飛び出した家。四年近く経ったのに、帰っても一から炊事しなくては食事にありつけないという事実に慣れることが出来ない。そんな生活力のない自分は絶対に専業主婦なんかにゃなれないとも思う。結婚するとしたら相手は断然、主夫がいい。
――カッコいい旦那さんが部屋の掃除をして、美味しいご飯作ってくれて、お風呂も用意してくれて、風呂上りの肩揉みもしてくれる、そんな人が家に着いた私に『お帰りなさい』と微笑んでくれる。――なんて願望を同じく一人組の名取に言ったら、「旦那を奥さんに換えたら、それこそ独身サラリーマン男の妄想だって」とはねつけられ、
――休日には二人でお菓子作って、ゲームして昼寝したい――とも言ったら「普段のまんまでしょが!」と呆れられた声を出される。でもなるほどと納得。ようするに男の身勝手な願望にも一理あるってわけだ。
 調子に乗って「メイドさんもいいかも」なんて言ったら
「この社会不適応者―っ」と名取に指を指される始末。裸にエプロンがどうこう言ってる君にそんなの言われたかないって……。
 寮近くの本屋さんがシャッターを下ろしている。ここらへんのお店は大体顔見知りだ。綱長井は昔からの下宿町で、新都市計画に引っかからなかった所為か、歌蔵坂ほどでないにしろ、下町気風の旧い情緒を残している。が、時代の移り変わりか最近では若い人向きの学生寮なんかも出来た。
 その一つが〝メゾン・ド・パピヨン〟。名前が象徴するようにモダンな女子寮で、同じ棟に寮長さん家族が住んでる。 実際、大家さんのことなんだけど、門限にはうるさいし、何かと世話焼きな性格から〝寮長〟と呼ばれもし、そう呼ばれることを気に入っているみたいだ。
 夜目に鮮やかなオレンジの小さな星空がアスファルト一杯に零れ、甘い匂いを放っている。寮の庭からせりだした金木犀の花骸。それらを踏まないように大股で玄関にたどり着く。軒先には今朝方には無かった、南瓜をくりぬいて作った《ジャック・オー・ランタン》お化け提灯が吊ってある。それを横目に共同の下駄箱に行儀悪くパンプスを放り出して、スリッパを突っ掛けながら入外出帖の〝帰宅〟に丸をする。
「……ん?」
 ポストを覗き込み、取り出した夕刊に黄色のポストイットが貼り付けてある。
『南瓜の煮付け作りすぎたので、お裾分け取りにおいで』
 配給だ! 大家さんからだった。
 ちょっとしたオカズを作ってはお裾分けしてくれる。このことを皆は〝寮長の配給〟と冗談交じりに呼んでいた。といっても料理上手な大家さんのお手製は配給というには美味しすぎる代物なのだけど。家賃を払いに行ったときなんかに『これ持ってかえり』なんて包んでくれるのはホントに嬉しかった。
「依ちゃん今帰り?」
 チャイムを鳴らすと大家さんは直ぐに出てきた。
「ごちそうくれなきゃ、いたずらだ《トリック・オア・トリート!》」
「はいはい」とエプロン姿の大家さんが手のひらに飴玉の入った包みを乗せてくれる。
「ただいま、大家さん」
「寮長でいいのに……。依ちゃんだけだったわ、ハロウィン気付いてくれたの。も一つオマケ」ともう一包み。
「大家さんが作ったんですか? 表の」
「そう、最初、ポタージュにしようかとも思ったんだけどね、煮付けの方が配りやすいし。まあ入って」
 玄関からのぞく大家さんの台所は、唯一の趣味とばかり、料理器具がちらばっており、南瓜と格闘した痕が随所に見られる。そして無造作に転がっている失敗作たち。
「なかなか上手にくり貫けなくて。この子たちの慣れの果てがコレ」と苦笑しながらさしだされたタッパーには琥珀に色づいた皮無しの煮付けがこれでもかと詰まっている。
 「依ちゃんが最後だったからね。お鍋の中身全部入れたから、少々お焦げも入ってるけど愛嬌、愛嬌」
「こんなに? 有難うございます」
「要領がいいんだから、今度教えてあげるわ。甘いもの好きだったでしょ?」
「ハイ、それじゃあ」と長い話を聞くような気分でもなく、早々にいとまを告げる。
 すぐさま、あなたにお客さん来てたわよーっと紺地の背中に含んだような大家さんの声がぶつかった。
 いったい誰だろう、ぺたりぺたりと疲れた足をひきずって薄暗い階段を上りきる。
 なんでも節電期間とかで、廊下にはルームライトほどの淡い灯りしかついてない。そんなのじゃ、光の恩恵など、突き当たりにある私の部屋までは到底届きそうもなく、事実届いていない。まぁ許可無しには入れない建物なので痴漢とかの心配がないのが何よりだった。
 受身の薄暗さは余計に気が滅入る。かといって〝自己嫌悪の陥穽〟なんて口にしようものなら『自分で部屋の明かりを消しては感傷に酔ってるだけ』なんていう奴もいるけど……。
 今は誰と会うのも億劫だ。大家さんの言う通り、確かにドア付近に人影がある。お客さんって比奈子だろうか、暗がりな上、視力の弱い私には男女の区別すらつかない。
「ひな?」物憂げに投げかけた声に、壁にもたれるようにして膝を抱えていた影がのそりと起き上がる。
「我が麗しの君、ようやくのご帰宅か」大げさな言い回しで差し伸べられる手。
「……何バカやってんの?」
――名取だった。大学で同じクラスの。こいつも私と同じくリクルートスーツを着ていた。
「なんで此処に入ってるの?」
「あれ、エトランゼ名簿に記帳してあるの、見なかった?」この男はよくもまぁ、いけしゃあしゃあと。
「はいはい、人のいい大家さんに親戚とか言ってまんまと騙くらかしたわけ」名取は笑うだけで答えない。
 「そんなことよりほら、陣中見舞い」はいっと声に出して名取が駅前にあるコンビニエンスの袋を突き出す。――知ってたけど、ホントに人の話を聞かない奴。
「……何入ってんの?」
 思わずもう片手を添えるほど、手渡された袋はずしりとした手ごたえ。
「海苔塩のポテトチップスに、ホワイトチョコに、おせんべ、炭酸飲料に」
「……ちょっと」
「もしかしてお酒の方が良かった?」
「太らせたいわけー? 私を」
 名取の言葉どおりそれらが無造作に詰め込まれている。手で探ると、ペプシのボトルに隠れるように底には缶詰が入っていた。どうりで重いはず。
 中身は白桃の缶詰。
「あ……モモ缶」
「〝安寿〟の柿羊羹や御萩でも良かったんだけど、行った時には閉まってたから」と名取。
「なんで?」
「ええっと近くまできたし」
「どうして……?」
「受けたところ、この近所なんだって」
「……」
「――んー残念会。試験で緊張しちゃって、そういえば今日、操木も試験だったなと……一人だとへこむし」
 決まり悪そうにぽそりと目を合わせないようにして名取が呟く。
「だーれが残念会なんてしなきゃならんのさ!」 
 鼻の奥がつんとする。たかがこんなことで。――泣きたい気分だった。なんだか名取にはメロウな自分を見せたくなくて、返す言葉もつい意固地になる。
「あーっもう、先刻から質問ばっか、入れてくれんの、くれないの?」
「偉そうに言わないでよね。私んちなんだから」
 寒さの所為なのか、俯いて唇を噛んだ名取の身体が少し震えている。
「えっと……」どのくらい、こうして座っていたんだろうか。
「……仕方ない、お行儀良くしなさいよ」
 自分でも少し震える指先で漸く部屋の扉に鍵を差し込んだ。
 身体が冷えたじゃないかーなんてぶつぶつ言いながらも、名取はお茶請けに南瓜の煮付けを勝手につまみながら、あたかも自分の部屋にいるかにくつろいで、いつも以上のマイペースを取り戻している。
 先程まで感じた変におちゃらかした様子も消え果て、緊張などすっかり溶けて無くなったみたいに〝レタス倶楽部〟なんか読んだりして。今では却って私の方が緊張しているくらいだ。なんだか決まり悪く、コンタクトを眼鏡に替えるタイミングを完全に失してしまう。
「これ、秋色の焼き菓子だって」
「勝手に見んなーっ!」手を伸ばせば雑誌をひったくれるほどの距離なのについついと声が高く上擦る。
――本棚の本を物色されるほうが、素裸を眺められるより恥ずかしいなんて思ったのは初めてだった。――顔から火が出る。剥き出しの心を鷲掴みされるような感覚。そもそもこの部屋に男が入ること自体、稀有のことだってこと名取は分かってるんだか、はなはだ疑問の余地。
「キャラメルりんごタルトなんて美味そう」
「……言っとけ」力が抜ける気がして、のんきな声を極力、気にかけないように缶詰を開けるのに専念する。
 オープナーの刃をスチール缶の縁に添わせ、ぐっと力を入れると、プシっという小さな音と同時に甘やかな桃の香りが仄かに立ちのぼる。
 手首をスナップさせる毎にじわりじわりとシロップが溢れ出、蓋を開けきった頃には指がすっかり濡れてしまっていた。さっそく菜箸で桃を陶器の深皿に移し変え、缶詰を傾けてシロップも全部あけてしまう。
 摘み上げた指を伝う雫にそっと唇をあてる。白桃の透明な膚からとろりと滴り落ちる雫、それはまるで背徳的な恋愛小説みたいに官能に溢れ、ぞくりと甘く、そして愛しい。
 歯をあてがうと、なんの抵抗も無くさっくり噛みきれ、黄昏の染み込んだ甘い繊維が舌先に絡みつく。
「桃って好きなんだよ。キングソルダムとか。旬の季節は過ぎちゃったけどな」隣りで名取が美味しそうに顔をほころばせながら爪楊枝で器用に白桃を割ってる。
「……なんだか」
不思議と肩肘の力を抜けるような――
 案外こんな日も悪くない。
「ん、何か言った?」爪楊枝を咥えたまま名取が振り向く。そこには間抜けなほど警戒心もない笑顔。
 今に思えば柄でもないことを言った。
「水蜜桃――お返しに桃の実の季節になったら、リキュールたっぷり使った大家さん直伝の桃のシロップ漬けご馳走してあげる」
 何のあてもなく、口唇を突いて出た不用意な言葉。驚き、狼狽えてしまったのは不覚にも自分の方だった。
みるみる頬がぽってりと桃色に染まる。汗ばむ手のひら。
 そんな私の様子などいっかな気にする風でもなく、ええ本当? 来年が愉しみーっと名取は子供のように無邪気な声をあげた。


Copyright(C) 2003-2005 Kai Misaki All Rights Reserved.

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コメント

しよていさん、はじめまして。コメントありがとうございます(^^)
ブログでも小説>
思いついて一気呵成にダーッと書いて記事投稿! というわけじゃなく、輪郭が浮かんできたものを推敲したり放り出したりして、ようやく"小説"という形になるまでは長いときで数年かかります(現在進行形で放置プレーな作品も幾つか^_^;)。
もちろん、一気呵成に起草から推敲の終わりまでが1日ちょっとの時もありますけど。
推敲はしないよりした方がいいです。考えすぎて行き詰まっちゃうのは大変ですが、それでもプロットの穴を発見できたりして、重宝。
小説は行間を読む、と言いますよね。素直に読むのも偏った視点で読むのも読み手側の自由だし、どんな読み方にも耐えうる文章を書きたいなとは思います。そうは問屋が卸してくれませんけど……。
また、遊びにいらしてください。こちらも訪問させていただきたいと思いますm(__)m

投稿: 甲斐ミサキ(toしよていさん) | 2005.05.06 00:47

 熟語の使い方がいまいちよくわからないなと思ったときはぐーぐるで検索してみたりするわけですが、それでたどりつきました。
 はー、ブログでも小説が書けちゃうんだという発見。
 それでパーッって読んだわけですが
 これを一気呵成に書いてしまうなんてすごいなとも思うわけです。僕は何度も何度も書き直さないとダメなヤツで、第一稿なんて小学生の作文かと見紛うほどですから、やっぱり一気呵成にあこがれてしまうわけです。
 で、そんな話はおいといて感想なんですが、最近の僕は文芸学研究のために偏った読み方しかできなくなっていて、それで読んでいて自分自身がわからなくなりました……って一体何を書いてるんだろう僕? すんません、最近自分のことがよくわからないのです。でも、倦怠とか、いいなと思いました。いい倦怠だな~、と。
 それにしても本当、一気呵成に憧れます。一気呵成の文には必ず何かが潜んでますよね。自分でも気付かなかった見えなかった何か、そういうの大切にしたいですよね。

投稿: しよてい | 2005.05.05 22:08

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面白く読ませていただきました。 まず感じたことは、創作することを愉しまれているなということでしょうか。 流れというか、テンポのよいストーリーは好きです。 と言い... [続きを読む]

受信: 2003.12.20 00:29

» 創作の愉しみ [信天翁の漂流記録]
トラックバックでミスってしまい申し訳ありません。再掲です。 面白く読ませていただきました。 ミナソコノ住人さんは一気に書き上げるタイプの方とお見受けしました。そ... [続きを読む]

受信: 2003.12.23 11:59

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